靴の基礎知識 靴の部分名称

2017年12月8日

靴屋さんに靴を買いに行くとき、専門用語を知っているとお店のスタッフの話を理解しやすいですね。

最低限知っておきたい部分名称をご紹介します。

 

〈a〉アッパー

足を包むヒールを除く甲革全体を指します。

 

〈b〉トゥ

靴の頭の部分のこと。

 

〈c〉トップライン

靴の履き口のこと。

 

〈d〉アウトソール

本底とも言いますが、靴の底のことを指します。

 

〈e〉ソックインソール/中敷

靴の中に貼られた敷き革のことです。

一般的には中敷(なかじき)と呼ぶことが多いでしょう。

 

〈f〉ライニング

靴の裏地のことです。

主に革や合成皮革、布が使われます。

高級靴のライニングには本革を使います。

 

〈g〉すべり

かかとの内側に張り込んである滑り止めのこと。

 

〈h〉ヒール

「かかと」と呼ぶ方が多いのですが、正式にはヒールと呼びます。

革を巻いたものと、革を積み上げたスタックドヒールがあります。

 

〈i〉トップリフト/けしょう

一般の方が「かかとのゴム」と呼ぶ部分ですが、正式にはトップリフトまたは化粧(けしょう)と呼びます。

 

〈j〉タン/ベロ

紳士靴などの紐靴についている舌革、砂よけ革のこと。

 

〈k〉アイレット/鳩目

靴の紐を通す穴のこと。

 

〈l〉ウェルト

紳士靴などに多い、グッドイヤー製法などに見られる、靴の甲革と底革の間に入れる細革のこと。

 

〈m〉コバ

靴の内側土ふまずからつま先を通り、外側土ふまずまでの縁のこと。